車両通行帯が2つ以上ある道路では、道路交通法第20条に基づき「キープレフト原則」が義務付けられています。片側2車線の場合、原則として左側の「第1通行帯」を走行しなければならず、最も右側の通行帯は追越しや右折のための空間として空けておかなければなりません。
片側3車線以上の道路では、最も左側の第1通行帯が最も低速な走行帯となり、速度に応じて中央寄りの通行帯を通行します。しかし、どの道路であっても「一番右側のレーン」は追越しのための車両通行帯です。
特に高速道路で多発しているのが「通行帯違反(追越し車線の居座り走行)」です。前方の車両を追い越したにもかかわらず、左側の通行帯に戻らず走行し続けた場合、取り締まりの対象となります。警察の運用実務上、明確な距離基準は明文化されていないものの、現場では一般におおむね1.5km〜2km以上にわたる継続走行が確認された時点で追尾・検挙される事例が多数報告されています。
| 主な違反態様 | 適用違反名 | 違反点数 / 反則金(普通車) |
|---|---|---|
| 追越し車線をそのまま走り続ける | 通行帯違反 | 点数 1点 / 反則金 6,000円 |
| 直進レーンから交差点で右左折する | 交差点通行区分違反 | 点数 1点 / 反則金 4,000円 |
| 黄色実線を越えて進路を変更する | 進路変更禁止違反 | 点数 1点 / 反則金 6,000円 |