三山ひろしさんと奥さんの出会いは、三山さんが歌手を目指して高知県から上京し、松前ひろ子さんの付き人(内弟子)として修行していた時代にさかのぼります。
当時、三山さんは松前ひろ子さんと夫の作曲家・中村典正氏の自宅兼事務所に住み込み、運転手や身の回りの世話をしながらレッスンを受ける過酷な日々を送っていました。その過酷な下積み生活の中で、師匠の家族として生活を支えていたのが現在の妻である次女でした。
三山さんにとって、師匠の娘は本来「雲の上の存在」であり、恐れ多い対象でもありました。しかし、日々の挨拶や事務所の仕事を共にする中で次第に惹かれ合い、自然な形で距離が縮まっていったとされています。テレビ番組のインタビューでも、付き人時代から陰ながら自身の体調を気遣い、励ましてくれた彼女の優しさが心の支えになっていたと振り返っています。