印鑑の作成費用は、選ぶ素材(印材)によって数倍以上の開きが出ます。役所に登録する印鑑登録用の実印や、口座開設に使う銀行印 価格は、一生モノとして使うのか、コストを抑えて急場を凌ぐのかによって選択基準が大きく変わります。
代表的な印材の特徴と、はんこ屋さん21における一般的な価格帯・用途別の適合性を以下の比較表に整理しました。
| 印材の種類 | 価格相場の目安(実印15mm基準) | 耐久性と特徴・おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 柘(アカネ・本柘) | 約5,000円〜8,000円 | 最もリーズナブル。木質のため朱肉の油分や経年劣化で枠が欠けやすい。急ぎの調達や一時的な登録向き。 |
| 黒水牛(芯持) | 約12,000円〜18,000円 | 粘り気があり印影が鮮明に出る。乾燥によるひび割れに注意が必要だが、コストと耐久性のバランスが最も優れた定番素材。 |
| 牛角(白・色) | 約18,000円〜25,000円 | 見た目の美しさと希少性が高い。黒水牛以上に硬度があり、女性の実印や贈り物用としても長年選ばれ続けている。 |
| 印材 チタン | 約25,000円〜35,000円前後 | 圧倒的な耐摩耗性・耐火性を誇る金属印材。水洗いが可能で欠けの心配がほぼ皆無。一生涯の使用を想定する人向け。 |
予算を抑えたい場合は黒水牛 柘の2択になりがちですが、実印は枠が1ミリでも欠けると役所での印鑑登録が無効となり、再登録と各所での変更手続きという膨大な手間が生じます。日常的な捺印頻度が低くても、保管環境の変化に強い「黒水牛」以上を選択するのが実務上のセオリーと言えます。