『LOVE AFFAIR~秘密のデート』が世に送り出されたのは1998年2月11日。TBS系木曜ドラマ『Sweet Season』(松嶋菜々子・椎名桔平主演)の主題歌として書き下ろされた通算41枚目のシングルです。上司と部下の許されざる不倫関係を軸にしたシリアスなドラマの世界観に対し、あえて春風の吹き抜けるような爽快なメロディをぶつけた桑田佳祐氏の音楽的センスは、当時のJ-POP界に鮮烈な印象を残しました。
楽曲の幕開けを飾る印象的なギターイントロも、この曲を語る上で欠かせない要素です。12弦エレキギターのきらびやかなアルペジオと、モータウン・ビートを彷彿とさせる軽快なリズムは、聴き手を一瞬で横浜の港町へと誘います。当時、バンドのサウンドメイクの一翼を担っていたのが、創設メンバーでありギタリストの大森隆志氏(2001年独立)でした。
2026年7月、東スポWEBやzakⅡ(夕刊フジ系メディア)の取材に応じた大森隆志氏は、サザンの名曲をレゲエ調でセルフカバーする最新の音楽活動とともに、青山学院大学時代における桑田佳祐氏との「運命の出会い」を回顧しています。報道各社の取材によると、大森氏は実家の反対を押し切り、なんと「自衛隊入隊」の道すらちらつく緊迫した状況の中で、桑田氏の父親にプロ入りを直談判したという驚きのエピソードを告白しました。当時の桑田氏について「いい加減なやつでした」と愛着を込めて語りつつも、その音楽的才能に惚れ込んでプロの道へ突き進んだ若き日の熱量が、のちの『LOVE AFFAIR~秘密のデート』を含む数々の名演へと結実していったことがうかがえます。
| 年月・時期 | 主な出来事・トピック | 社会的反響・音楽史的意義 |
|---|---|---|
| 1998年1月〜3月 | TBS系ドラマ『Sweet Season』放送 | 横浜を舞台にした大人の恋愛劇として高視聴率を記録 |
| 1998年2月11日 | 41stシングルとしてリリース | オリコン最高4位、累計約58万枚の大ヒットを記録 |
| 1998年10月 | 名盤『さくら』に収録 | ライブの定番曲としてサザンの中期を代表する1曲に定着 |
| 2026年6月〜7月 | 検索数ランキング上位&大森隆志氏の回顧録 | 令和の夏曲ランキング入り、創設メンバーの証言が話題に |
| 2026年10月 | 霜降り明星・せいや氏がTHE FIRST TAKEで歌唱 | YouTubeで急上昇入りし、Z世代を含む幅広い層で再燃 |