小型筐体(カリーノ、ちびクレ、UFOコッチャなど)の多くは、3本のアームで景品を包み込むように掴む「3本爪タイプ」です。このタイプで遊ぶ際、多くのプレイヤーが「上まで持ち上がった瞬間にアームが緩んでポロッと落ちた」という現象に直面します。
これはプレイヤーの腕前の問題ではなく、筐体のプログラムによる制御です。多くの3本爪小型台は、内部設定によってアームパワーの強弱が自動制御される「確率機」と呼ばれる仕様になっています。景品を掴んで持ち上げる瞬間までは強いパワーが働きますが、最上部まで上昇したタイミング、あるいは獲得口(シールド)の上まで移動する途中で意図的にパワーが低下し、景品を手放すよう設計されています。
店舗側はあらかじめ「売上金額が一定値(天井設定)に達した際に、アームパワーを緩めずに落とし口まで運ぶ」という還元率を設定しています。そのため、ただ景品の中心を掴んで持ち上げるだけのプレイを繰り返すと、機械が当たり判定を出すまで100円玉を投入し続けることになります。小型台を低予算で攻略するには、この「持ち上げて運ぶ」という標準ルートを捨て、別の物理ルートで落とし口へ運ぶ技術が求められます。