こうしたブログの内容がネット上に流出した2016年7月、SNS上では前代未聞の現象が巻き起こりました。エキサイトニュースなどの報道各社が当時伝えた通り、Twitter(現X)上で「#伊藤綾子もどき」というハッシュタグが爆発的に流行したのです。
このムーブメントは、怒りを通り越した嵐ファンたちが、伊藤さんの独特なブログ写真の撮り方をパロディ化したものでした。「友人とランチに行きました」という何気ない文章とともに、カフェのテーブルの端に嵐のCDや二宮さんのうちわ、黄色いアイテムをわざとらしく数ミリだけ写り込ませる投稿が相次ぎ、一種のネットミームとして拡散されました。ファンの間では「ここまで不自然にフレームインさせるには、相当な計算が必要だと実際に撮ってみてわかった」という実体験を伴う検証結果が共有され、皮肉にも匂わせの意図性を裏付ける形となったのです。
2018年の「匂わせ再開」疑惑とファン心理の決定的な亀裂
一度は沈静化するかに見えた騒動ですが、その後も週刊誌による追跡報道が火に油を注ぎ続けました。2018年1月には、サイゾーウーマンなどのメディアが「ブログでの匂わせ再開か」と報じ、過去の投稿スタイルを彷彿とさせる表現に対してネット上で「まだ続けているのか」と厳しい批判が噴出しました。
さらに2018年5月頃には、Infoseekなどの報道で「34歳を迎えた二宮和也のファン離れが深刻化している」と指摘される事態に発展します。同年春には二人がドライブデートを楽しむ姿が週刊誌にキャッチされ、同年8月にはモルディブへの4泊5日の婚前旅行がスクープされました。トップアイドルとして「ファンを第一に考える」姿勢を貫いてきた二宮さんだっただけに、交際相手による一連のアピール行動を止められなかったこと、そして活動休止を控えた重要な時期にプライベートを優先させたように見えたことが、長年支えてきた熱성的なファンの離脱(担降り)を招く直接的な引き金となりました。