冬場に特売で丸ごと一本の大根を購入したものの、使い切れずに冷蔵庫の野菜室でシナシナにしてしまっては、せっかくの節約も台無しです。大根のみずみずしさを2週間以上キープするための保存原則と、可食部を100%活かす家計防衛テクニックを実践しましょう。
最後までみずみずしさを逃さない冷蔵・冷凍保存テクニック
- 購入直後の葉の切断:持ち帰ったら真っ先に葉と根の境目を包丁で切り落とします。葉を付けたままにしておくと、根の水分と養分が葉へと吸い上げられ、数日でスが入ってしまいます。
- キッチンペーパーとラップの二重密閉:大根を使いやすい大きさ(2〜3等分)に切り、切り口から水分が蒸発するのを防ぐため、表面を湿らせたキッチンペーパーで包んだ上からラップで隙間なく密閉します。立てて冷蔵室または野菜室で保存すれば、2週間以上シャキッとした状態を維持できます。
- 冷凍による調理時短ワザ:煮物用におでんサイズの輪切りにし、皮を厚めにむいて十字の隠し包丁を入れた状態で冷凍保存袋に入れて冷凍します。大根は一度冷凍されると細胞壁が破壊されるため、凍ったまま煮汁に投入するだけで、下茹でなしでもわずか15〜20分で芯まで味が染み込みます。
捨てたら損!皮と葉で作る絶品おかず
煮物を作る際に厚めにむいた大根の皮には、中心部よりもビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。細切りにしてごま油で炒め、醤油、みりん、唐辛子と和えれば、歯ごたえ抜群の「極上きんぴら」に生まれ変わります。また、切り落とした葉は細かく刻んで塩もみし、じゃこや炒りごまと共にごま油で炒めて水分を飛ばせば、カルシウム満点の自家製ふりかけになります。丸ごと一本を一切無駄にせず消費することこそ、最も確実な食費の防衛策です。