手軽に楽しめるショート動画ですが、見落とされがちなのが激しい「ギガ(データ通信量)の消費」です。動画の画質や圧縮率によって変動するものの、TikTokをモバイル通信で連続再生した場合、1時間で約500MB〜1GB弱のパケットを消費します。通勤・通学の合間に何気なくスワイプを繰り返していると、数日で数ギガバイトに達し、キャリアの通信制限にかかる原因となります。Wi-Fi環境以外での長時間視聴には十分な配慮が欠かせません。
また、ネット上では「TikTokを見るだけでお金がもらえるのはなぜ?」という疑問が定期的に話題に上ります。これには明確な背景があります。
公式の別アプリである「TikTok Lite」等では、新規ユーザーの獲得とアクティブ率維持を目的とした公式のポイント還元プログラムが実施されています。広告宣伝費を原資として、動画視聴タスクをこなしたユーザーに電子マネー換算可能なポイントを還元しているため、仕組み自体は合法的なマーケティング施策です。しかし、一般的なWebサイト上やSNS広告で見かける「見るだけで日給3万円」といった甘い文句を掲げる副業詐欺グループが、この公式キャンペーンの手法を悪用して外部サイトへ誘導する手口が急増しています。正規のプロモーションと悪質なフィッシング詐欺を混同しない冷静な視点が求められます。