丁寧な下処理を終えたら、加熱工程での「火の入れ方」が成否を分ける最後のポイントになります。高温で一気に焼きすぎたり、グラグラと沸騰させ続けたりすることは肉を硬くする最大のNG行為です。
電子レンジ調理の黄金比
耐熱皿に下処理済みのささみを重ならないように並べ、ふんわりとラップをかけます。加熱設定は「600Wでささみ1本あたり約50〜60秒」が目安です。全体が白っぽくなった段階で加熱を止め、ラップを外さずに3分間放置してください。余熱でじんわりと中心まで熱を通すことで、電子レンジ特有の「パサパサ感」や「爆発」を完璧に防ぐことができます。
しっとり蒸し鶏・茹で方の極意
鍋で茹でる場合、沸騰した湯の中に冷たいささみをそのまま投入するのは避けてください。鍋に湯を沸かしたら長ネギの青い部分や生姜の薄切りを加え、火を極弱火にしてからささみを投入します。弱火で約2分加熱したところで火を完全に止め、フタをして10〜15分放置する「余熱調理」がベストです。湯の温度が徐々に下がりながら熱が入るため、肉の水分が外へ逃げず、箸で簡単にほぐれる極上のしっとり蒸し鶏が完成します。