Discover expert summaries surrounding ロイヤルロッホナガー12年終売騒動の時系列!品薄化から現在までの動きを徹底追跡 in this special report.

市場が混乱した際、顕著に現れたのが「正規品」と「並行輸入品」の価格乖離です。正規輸入代理店(ディアジオ ジャパン)を通じたルートでは、価格改定こそあったものの、設定された希望小売価格以上で直接販売されることは原則ありません。しかし、品薄期には卸先である大手百貨店や特約酒販店にしか在庫が回らず、一般消費者が定価で手に入れることは極めて困難でした。

一方、欧州などの現地流通ルートから買い付けを行う並行輸入業者は、市場の品薄感を察知して価格を一気に引き上げました。定価5,000円前後だったボトルが、オンラインショップでは一時8,000円から1万円を超える「プレミアム価格」で取引される事態となったのです。現在では並行ルートの供給も徐々に安定を取り戻し、実売価格は落ち着きを見せていますが、円安の長期化も影響し、かつてのような「3,000円台後半〜4,000円台」という割安感のある価格設定に戻ることは考えにくい状況です。