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ミディアムヘアのスタイリングで最も多い失敗が、「一度に多くの毛束を掴みすぎて熱が均一に伝わらないこと」や「根元近くから強く巻きすぎて昭和レトロな縦ロールになってしまうこと」です。現代的な抜け感を作るには、毛束を上下・前後にブロッキングし、「毛先」と「表面」で巻き方を変えるアプローチが欠かせません。

まず押さえておきたいのが、ベースとなるブロッキングです。耳の前後、そしてハチ(頭の最も出っ張っている部分)の上側と下側で計4ブロックに分けます。この一手間を惜しまないだけで、コテに髪が挟まりすぎず、熱のムラを防ぐことができます。

全体のフォルム作りは以下の3ステップが基本となります。

  1. アンダー(襟足付近):外ハネワンカール首元に沿うアンダーセクションは、コテを水平に持ち、毛先を外向きに1カールさせます。首元にキュッとくびれができることで、小顔効果が飛躍的にアップします。
  2. ミドル(ハチ下の中間):内巻きワンカールふんわりとした柔らかさをプラスするため、中間層は内巻きで毛先をおさめます。外ハネの上に内巻きが重なることで、自然な「S字ウェーブ」が生まれます。
  3. オーバー(ハチ上の表面・顔まわり):縦のミックス巻き表面の毛束を細め(2〜3cm幅)に取り、中間からコテを滑らせて「フォワード巻き(前向き)」と「リバース巻き(後ろ向き)」を交互に入れます。毛先まで巻き込まずに途中でスッと抜くのが、やりすぎ感を出さない秘訣です。