平行四辺形の傾きが非常に急で平べったい形状をしている場合、頂点から下ろした垂線が図形の内部に収まらず、「高さが図形の外側にある場合」が発生します。このタイプの問題は公立小・中学校の定期テストだけでなく、私立中受験や高校入試の図形問題でも差がつく頻出テーマです。
このパターンを攻略する手順は極めてシンプルです。
- 基準とする底辺を定めたら、その底辺を左右どちらかへ向けて定規で点線(延長線)を引く。
- 底辺と向かい合う頂点から、その延長線に向かって垂直に垂線を下ろす。
- その「垂線の長さ」を高さとし、「もとの底辺の長さ(延長した部分は含めない)」と掛け合わせる。
「底辺を伸ばした長さも計算に含めてしまう」という誤答が多発しますが、あくまで掛けるべき数値は元の平行四辺形が持っている底辺の長さだけです。外側にできた直角三角形を含めた全体から、余分な直角三角形を差し引く計算を行っても、最終的には「元の底辺×外側の高さ」に帰着します。