都内の体験会や民間サークルに足を運ぶと、ラケットスポーツ未経験の20代〜30代女性から、テニス歴数十年で膝や肘への負担を軽減したいシニア層まで、幅広い層が同じコートで互角に競い合っている光景が見られます。参加者への聞き取り取材やSNSコミュニティの検証から見えた実情は以下の通りです。
「テニススクールに半年通ってもラリーが続かなかったが、ピックルボールは初回の30分で白熱したゲームができた」という声が圧倒的多数を占めます。ボールの反発が抑えられているため、ラケットの中心を外しても大きく暴発せず、相手コートへ安全に収まりやすい点が挫折を防ぐ最大の要因です。
一方で、「ルールを理解していない初心者がキッチン内でスマッシュを打ってしまい判定トラブルになる」「ダブルスの前衛・後衛の連携が掴めずラケット同士が衝突する」といった現場ならではの課題も報告されています。初心者のうちは、公式ルールのサーブ順序や得点コール(サーバーの得点・レシーバーの得点・サーブ権番号の3連コール)に慣れるまで、経験者が同伴する体験会に参加するのが上達の近道です。