今回の検索急増の直接的な震源地となったのは、企業のプロモーション用SNSアカウントが投稿した「生成AIによるカレーの調理イメージ画像」でした。一見すると色鮮やかで美味しそうなスパイスカレーに見えるものの、ルーの表面に浮いた無数の油滴や不自然なほど均一に密集したスパイスの粒、さらには細かく気泡が立ったライスのテクスチャが、閲覧者の視覚に強いショックを与えました。コメント欄には「見た瞬間にゾワッとした」「食欲が失せる」といった悲鳴が殺到し、画像を削除・再投稿する事態へと発展しました。
時を同じくして、海外の大手ゲームスタジオが発表した新作サイコホラータイトルのティザートレイラーも火に油を注ぎました。壁一面にびっしりと穿たれた無数の穴から異形の器官が蠢く演出が公開されるや否や、ゲームコミュニティでは「トラウマ級の演出」「生理的嫌悪感を狙いすぎている」と大きな話題を呼びました。スマートフォンの高精細ディスプレイや4Kモニターの普及により、微細な密集パターンが網膜へダイレクトに届く環境が整ったことも、視覚的嫌悪感を増幅させる大きな要因となっています。