日本国内で実施されるJEESの日本語能力試験は、現在すべてインターネット経由での出願に一本化されています。かつてのような書店での願書購入や郵送手続きは廃止されており、受験を希望するすべての人がまず最初に「MyJLPT」のシステム上でIDを取得しなければなりません。
ここで多くの受験者が最初に混同するのが、個人申し込みと団体申し込みの区分です。システム上では「個人(Individual)」と「団体責任者(Group Representative)」の入り口が完全に分かれており、取得されるIDの頭文字や管理画面の機能も異なります。日本語学校や受け入れ企業が複数人を一括で管理する場合は団体IDが必要ですが、受験者本人が自分で決済・管理する場合は個人IDを選択します。
| 申し込み区分 | 対象者と主な特徴 | 登録・運用上の留意点 |
|---|---|---|
| 個人申し込み | 受験者本人が1名ずつ登録・出願。オンライン上で即座に合否結果の通知を閲覧可能。 | 本人のメールアドレスと日本国内の現住所(受験票の郵送先)が必須。 |
| 団体申し込み | 学校や企業の担当者が複数名を一括管理。受験料のまとめ払いが可能。 | 団体申込の場合、個人のMyJLPT画面からはWeb合否結果が見られないケースがあるため要注意。 |
MyJLPT IDの新規登録を行う際は、公式のID取得ページ(https://info.jees-jlpt.jp/acquisition/)へアクセスし、使用言語(日本語または英語)を選択した上で利用規約に同意します。その後、メールアドレスを入力して送信すると仮登録が完了し、本登録用のURLが記載されたメールが送られてくる仕組みです。この二段階認証のプロセスこそが、最初の大きな関門となっています。