Want to know more about 里芋の芽出し失敗の原因は寒さ?腐らせない水分量と正しい種芋管理を徹底解説? Here is the latest insights supported by reliable sources.

里芋はもともと東南アジアの熱帯湿地帯原産の作物です。発芽に必要な最低地温は15℃以上、活発に代謝を行って芽を動かす発芽適温は25℃〜30℃と、日本の一般的な春先の気候から見るとかなり高めの温度を要求します。

4月上旬の露地土壌は、日中の気温が上がっても地温は10℃〜12℃程度にとどまることが珍しくありません。この冷たい土壌に種芋を直接植え付けると、芽が動くまでに1カ月以上も要してしまいます。その間、活動を停止している種芋は土中の過剰な水分や病原菌に無防備な状態でさらされ、腐敗するリスクが跳ね上がります。

あらかじめ人工的な保温対策を施して芽を動かしておく「催芽処理(さいがしょり)」を行うことで、定植直後から力強く根が張り、初期生育が劇的にスムーズになります。里芋は葉の枚数と面積に比例して地中の芋が肥大するため、梅雨入りの前にしっかりとした地上部を完成させることが、最終的な収穫量向上を達成するための必要不可欠な条件です。