Q1:ラチェット式ベルトを巻いていたら途中でハンドルが動かなくなりました。原因は何ですか?
A1:巻き始めの段階でベルトの「遊び(たるみ)」を手で十分に引っ張っていなかったことが原因です。たるんだ状態のままレバーを漕ぎ始めると、金具の軸(スピンドル)にベルトが何層も厚く巻き付いてしまい、金具のフレームやギアの歯に干渉してロックしてしまいます。一度解除レバーを引いて180度開き、ベルトをすべて引き抜いてから、手でピンと張り直して再操作してください。
Q2:ベルトがねじれたまま締め付けてしまっても強度的には問題ないですか?
A2:強度的にも安全面でも大きな問題があります。ベルトがねじれると、接地面に対して局所的に強い応力が集中し、本来の耐荷重よりもはるかに低い負荷でベルトの繊維が裂けるリスクが高まります。また、金具の軸に斜めに巻き込まれることで解除が困難になる原因にもなります。必ずねじれを完全に解消してから通してください。
Q3:カムバックル式のベルトが走行中に少しずつ滑って抜けてくるのですが不良品でしょうか?
A3:ベルトを通す方向が逆になっている(表から裏へ通している)可能性が非常に高いです。金具の底(裏側)からカムの歯を押し上げて表へ抜くのが正しいルートです。また、長年使用したベルトで表面がツルツルに摩耗していたり、カムの金属歯にゴミや泥が詰まって噛み込みが甘くなっている場合もあります。点検の上、歯の清掃を行うか、繊維の毛羽立ち・硬化が見られる場合は速やかに新品へ交換してください。