論争の発端となったのは、ひろゆき氏がYouTubeの生配信やSNS等で繰り返し言及している「仕事は生活費を稼ぐための作業であり、やりがいは趣味や私生活で見つければいい」という趣旨の持論です。同氏は、やりがいを前面に押し出す企業ほど低賃金や長時間労働を正当化する「やりがい搾取」に陥りやすい構造を鋭く指摘しました。
この提言に対し、SNSや大手掲示板では賛否両論が巻き起こりました。賛成派からは「『仕事=自己実現』という呪縛から解放されてストレス軽減につながった」「毎月の給料と待遇さえ担保されれば、淡々とタスクをこなす方が精神衛生上良い」といった安堵の声が相次ぎました。一方で、「人生の大半を費やす仕事に意義を感じられなければモチベーションが続かない」「成長実感が得られないルーティンワークは逆に苦痛」とする反論も根強く、働く意義を巡る国民的な議論へと発展していきました。