トレンドの2種に加えて、毎日のコーディネートや着用シーンに合わせて使い分けたい5つの王道・応用アレンジを紹介します。特に高校生の制服(ブレザーやセーラー服)に合わせる場合と、休日のチェスターコートやダウンジャケットに合わせる場合では、首元のVゾーンの広さが異なるため、最適な巻き方も変わってきます。
3. 顎下のぽってり感が愛らしい「ポット巻き」
首元にポット(壺)のような丸みのある立体感を作る巻き方で、特に制服の襟元と相性抜群です。まずマフラーを首に一周巻き、前側を少し緩めて引っ張り、大きめの輪を作ります。次に、その緩めた輪を「1回ひねって(ねじって)」8の字の輪っかを作り、垂れている両端をその輪の中に下から上へ通して引き出します。首元のねじり目から2本の先端がちょこんと顔を出すため、顔をうずめるようなあざと可愛いシルエットが簡単に作れます。
4. テーマパークやデートで映える「リボン巻き」
首元に本物のリボンのような造形を作るガーリーなアレンジです。片方を長くして首にかけ、長い方を3回ほど折りたたんで横長のリボンの形(羽根部分)を作ります。それを首元の中心に当て、短い方の先端をリボンの真ん中に下からぐるりと巻きつけて、裏側の隙間に通して固定します。厚すぎるマフラーだと結び目が肥大化してしまうため、少し薄手で柔らかいウールやアクリル素材で行うのが綺麗に仕上げるコツです。
5. 圧倒的な立体感と小顔効果を生む「ミラノ巻き(ピッティ巻き)」
イタリアのファッション展示会「ピッティ・ウオモ」の来場者から広まったとされる、洗練された巻き方です。首に一周巻いたあと、片方の端を首元の輪の「内側から」少しだけ引っ張り出して小さなループを作ります。そこへもう片方の先端を横から差し込んで通すだけです。結び目が立体的になり、視線が首元の高い位置に集まるため、小柄な方のスタイルアップや小顔効果において右に出るものがありません。
6. 朝の15秒で完成する進化系「ねじりワンループ巻き」
最もポピュラーな「ワンループ巻き(二つ折りにして輪に端を通す方法)」に、ほんのひと手間を加えたアレンジです。半分に折ったマフラーを首にかけ、輪っか部分を1回くるっとねじってから、2本の先端を互い違い(1本は上の隙間、もう1本は下の隙間)に通します。これだけで単調なワンループに複雑な編み込みのような表情が生まれ、ボリュームマフラーでも首元が間延びしません。
7. すっきり縦ラインを強調する「クロス結び(ネクタイ風)」
ダウンジャケットなど、アウター自体にボリュームがある日に重宝するのがクロス結びです。首に一周巻くのではなく、首にかけた状態で片方をもう片方の上に重ね、ネクタイを結ぶ要領で下からくぐらせて前に垂らします。首元の横幅を抑えつつ縦のIラインを強調できるため、着膨れを防ぎたい日に最適です。