Q1:「わやわや」と「やわやわ」は語源が同じ言葉ですか?
A1:いいえ、全く異なる語源を持つ別々の言葉です。「わやわや(わや)」は古語の「横道(わや)」や騒乱を表す擬態語・上方方言の「わやく(無茶)」がルーツであり、「めちゃくちゃ・台無し」を意味します。一方、「やわやわ」は平安時代の古語「やはら(和ら・柔ら=静かに、そっと)」が重なった言葉で、「ゆっくり・そろそろ・柔らかい」を意味します。
Q2:富山や石川で「やわやわ行こう」と言われたら、急がなくていいという意味ですか?
A2:文脈によって2つのパターンがあるため注意が必要です。移動中や作業中に言われた場合は「焦らずゆっくり、マイペースに進もう」という意味ですが、休憩中や出発前に言われた場合は「そろそろ腰を上げて出発の準備を始めよう」という合図になります。前後の状況や時計の針を見て判断するのがコツです。
Q3:北海道と関西・名古屋が遠く離れているのに、なぜ同じ「わや」を使うのですか?
A3:江戸時代から明治時代にかけて日本海側を往来した商船「北前船」の交易ルートや、明治以降の北海道開拓において関西・北陸・東海・四国などから多くの人々が移住した歴史があるためです。そのため、北海道の特に海岸部や都市部には、上方(関西)をルーツとする「わや(わやわや)」という言葉が色濃く定着しました。