「東十条まで買いに行けないから、公式オンラインショップや通販でお取り寄せしたい」という声も多く聞かれます。しかし、草月には一般的なECサイト(ショッピングカート機能を持つ公式ウェブサイト)は存在しません。
電話や店頭での地方発送(代金引換など)に対応してくれる時期もありますが、ここにも日持ちの壁が立ちはだかります。製造から2〜3日しか持たない夏場(6月中旬〜9月下旬頃)は、品質保持の観点から地方発送を完全に休止するのが草月の長年のルールです。常温配送では傷むリスクが高く、かといってクール便(冷蔵便)を使うと先述の通り皮が硬くなって本来の味を損ねてしまうため、あえて発送をストップするという職人の強いこだわりによるものです。
また、Amazonや楽天市場、フリマアプリなどで草月の黒松が高額転売されている事例が散見されますが、これらは正規のルートではありません。発送から到着までの温度管理や保管日数が不明瞭であり、手元に届いた時点で賞味期限が切れているか、皮が完全に乾燥しているトラブルが多発しています。大切な人への贈り物としてはリスクが高すぎるため、非正規の通販・転売品には絶対に手を出さないよう注意してください。