『点描の唄』をめぐっては、ネット上でいくつか誤解されがちなポイントが存在します。その代表例が「ライブでは誰が井上苑子のパートを歌っているのか?」という疑問です。
公式音源(CDおよびサブスクリプション配信)としてリリースされているオリジナルバージョンは『点描の唄 (feat. 井上苑子)』ですが、Mrs. GREEN APPLEの単独ライブや音楽番組での披露時には、大森元貴さんが女性パートも含めて一人で歌い上げる「ソロバージョン」として演奏されることが多くあります(2019年のライブ映像作品や、近年の大型ドーム・スタジアム公演など)。
また、音楽ストリーミングサービスなどで多くのリスナーに聴かれている影響から「アルバムのリード曲やシングルA面曲だと思っていた」という声もよく見られますが、実際には先述の通り7thシングル『青と夏』のカップリング曲(3曲目収録)であり、4thフルアルバム『Attitude』(2019年発売)に収録されたことでさらに広く浸透したという経緯があります。カップリング曲でありながら表題曲に匹敵、あるいはそれ以上のロングヒットを記録している点こそ、本作が持つ楽曲自体の圧倒的な強度を証明しています。