外食市場において、鶏肉を使った南蛮メニューは今や集客の起爆剤となっています。その先頭を走るのが、牛丼チェーンの枠組みを超えて定食メニューの強化を続ける松屋です。松屋は宮崎の郷土料理に着目し、ジューシーに揚げた鶏肉に特製甘酢タレと濃厚なタルタルソースをたっぷり合わせた「チキン南蛮定食」を投入。さらに、郷土の味である冷汁と組み合わせた「冷や汁チキン南蛮セット」を発売し、酷暑に打ち勝つ夏の定番定食として爆発的な反響を獲得しました。
一方、定食のパイオニアである大戸屋は、定評のある「黒酢あん」や「チキンかあさん煮」に並ぶ実力派として、大ぶりな鶏肉を使用したチキン南蛮定食で確固たる支持を固めています。ダイヤモンド・オンラインや東洋経済オンラインなどの経済メディアでも、その圧倒的なボリュームと丁寧な調理オペレーションが度々クローズアップされ、エネルギー消費の激しいビジネスパーソンからファミリー層までを惹きつけています。野菜を豊富に添え、五穀米を選べる健康志向の店舗設計と、パンチのある揚げ鶏のコンビネーションが現代の消費心理に完璧に合致した形です。